特別展「北原白秋へのオマージュ」

 今年没後80年を迎える福岡県柳川市出身の北原白秋(1885~1942)。日本を代表する詩人であるばかりでなく、童謡作家、歌人としての顔も持ち、出版活動を通じて美術とも縁が深いマルチ人間です。そのユニークな業績は文芸、美術、音楽とジャンルを超えた会員が集う福岡文化連盟の活動にも通じるものがあります。今回は美術系と文芸系、華道の会員から「白秋」「柳川」「水」などをイメージした作品を募集しました。福岡市美術館ギャラリーFでは美術と文芸作品を、大濠公園日本庭園茶会館の立礼席で華道作品を展示します。入場無料(日本庭園は入園料250円が必要ですが、福岡市美術館の会員本展受付で無料パスを配布)。

【第1会場=福岡市美術館ギャラリー】

会期:   11月22日(火)~27日(日)

時間:   9:30~17:30

責任者:師村妙石

絵画(洋画、日本画、版画など)

宇田川宣人、梅﨑修司、江口信博、長田智恵子、久保輝秋、榊孝陽、佐藤友美、塩塚夕紀子、瀧井利子、田中公子、田中孝林、永井恵美子、西村惠子、古本元治、松永瑠美、光行洋子、宮﨑毅、三好るり、姚明、𠮷末桜

書画

秋元正成、天本浩義、荒木芳昌、井上泰三、大石碧都、大塚啓香、大淵鐵牛、笠置瑛峰、鐘ヶ江勢二、川波猗嶂、北村久峰、吉良賀感、師村妙石、師村立卿、立山一則、田中竹華、鶴亀山、松井木山、松本采耿、丸林玉芳、矢野來山

工芸・彫刻

井上るり子、浮橋美保子、大歯俊子、亀井久彰、亀井味楽、田中愛己、塚本洋守、中村信喬、西頭哲三郎、福島善三、増田千鶴子、百田龍山、山本温子

 

写真

奥勝浩、室川康男

 

文芸(詩、俳句、短歌、五行歌)

片桐英彦、かるべまさひろ、サラ・カイリイ、田島安江、尚泰二郎、働淳、降戸輝、三重野睦美、八重瀬けい、山田由紀乃、吉貝甚蔵、脇川郁也(詩)、阿比留初見、有田真理子、池田謙児、大石靖子、沖永洋美、柴田佳津子、柴田慧美子、塚田由美、深瀬直治、宮脇睦子、持永真理子、森順子、山口裕子、吉浦弘子(俳句)、有中房子、植村隆雄、小田鮎子、キム・英子・ヨンジャ、桜川冴子、新谷休保、たけすゑ澄子、竹中優子、取違克子、長谷川隆子、松本千恵乃、山下翔(短歌)、中原純子(五行歌)

併設展1 「北原白秋のうた絵本」西島伊三雄原画展

 福岡文化連盟理事長を務めたグラフィックデザイナーの西島伊三雄さん(1923~2001)は白秋にも深い関心を寄せ、白秋祭に合わせ、毎年のように柳川に通っていたそうです。おなじみの童画タッチによる「北原白秋のうた絵本」の原画を展示します。

併設展2 北原白秋書画展

 柳川市の北原白秋生家・記念館やコレクターの協力を得て、白秋の肉筆書画、関連資料(自筆原稿や絵の複製、詩集や歌集、歌謡集の書籍装丁など)を展示、多方面に発揮された白秋の魅力に迫ります。

【第2会場=大濠公園日本庭園茶会館】

会期:   11月25日(金)~27日(日)

時間:   9:00~17:00

責任者:大嶋由紀圃

大嶋由紀圃、片山健、片山紅早、後藤覚徹、中村淳華、森松慶瞳(華道)

(五十音順、敬称略)

【巡回展=柳川市民文化会館】

住所:    832-0058 福岡県柳川市上宮永町43-1                 電話0944-73-7777

会期:    12月20日(火)~25日(日)

時間:    10:00~17:00

福岡市美術館で開催する「北原白秋へのオマージュ」の巡回展。福岡文化連盟と同会館の共催。入場無料。

開幕セレモニー(どなたでもどうぞ)

日時:    11月22日(火)17:00~

会場:    福岡市美術館ミュージアムホール

 開会式に続き、17:30ごろから19:00まで中山喜一朗・福岡市美術館総館長、安永幸一・福岡文化連盟副理事長による記念トークを行います。テーマは「福博美術 いまむかし」。1979年に開館した福岡市美術館の学芸員第1号である安永さんと現総館長の中山さんという、福岡を代表する美術ウオッチャーの二人に、「美術館」「作品」「作家」をキーワードに、地元美術界の変わった部分、変わらない部分を語ってもらおうと思います。入場無料。どなたでも聴講できます。

なかやま・きいちろう 1954年生まれ。専門分野は日本近世絵画。特に江戸時代に博多で活躍した禅僧・画家の仙厓義梵に詳しい。現代作家から海外の文明展、サブカルチャー系まで幅広い企画に関わる型破り学芸員の顔も。著書『仙厓の○△□ 無法の禅画を楽しむ法』(弦書房)ほか

やすなが・こういち 1939年生まれ。1974年、開館前の福岡市美術館の学芸員第1号に。美術館の立ち上げに尽し、開館後は学芸課長、副館長を歴任。99年、福岡アジア美術館の初代館長に就任。顧問を経て、2015年退任。著書『山と水の画家吉田博』(弦書房)ほか

第17回福岡文化連盟祭り 「福岡アートビエンナーレ2022」開催 案内

注目

~現在(いま)を超えて~

【本    展】

 福岡市美術館を中心に、隣接する日本庭園も活用しながら、華道や茶道、香道を含む多彩なアートの形を紹介する会員展、没後80年を迎える北原白秋へのオマージュとして制作した書や絵画と文芸とのコラボ展および関連企画、福岡を拠点に活動するクリエイティブ・ラボanno lab(あのラボ)を招いたメディアアートの特別展示を開催。

開幕セレモニー

《会場》 福岡市美術館ミュージアムホール

日時:11月22日(火)17:00~19:00

福岡文化連盟会員展

《第1会場》 福岡市美術館ギャラリー
開催期間:令和4年11月22日(火)~11月27日(日)

《第2会場》 大濠公園日本庭園
開催期間:令和4年11月25日(金)~11月27日(日)

特別展「いろ・しき」

《会場》 福岡市美術館ギャラリー

開催期間:令和4年11月23日(水)~11月27日(日)

茶席と香席

《会場》 大濠公園日本庭園

開催期間:令和4年11月26日(土)、27日(日)

特別展「北原白秋へのオマージュ」

《第1会場》 福岡市美術館ギャラリー
開催期間:令和4年11月22日(火)~11月27日(日)

《第2会場》 大濠公園日本庭園
開催期間:令和4年11月25日(金)~11月27日(日)

《巡回展》 柳川市民文化会館

開催期間:令和4年12月20日(火)~25日(日)

白秋展の関連イベント

《会場》福岡市科学館サイエンスホール、福岡市美術館ミュージアムホール

ワークショップのご案内

会場: 福岡市美術館アートスタジオ

開催期間:令和4年11月26日(土)、27日(日)

【ギャラリー展】

1.未来へつなぐアート

会  場:Art Gallery M・南ケ丘(福岡県大野城市南ケ丘3丁目3-5)

開催期間:令和4年11月16日(水)~11月20日(日)

2.ユニバーサル・アート みんな×みんな にこっ!

会  場:ギャラリー風(福岡市中央区天神2丁目8-136) 

開催期間:令和4年12月12日(月)~12月18日(日)

3.文芸とアートのコラボレーション〈天神展〉

会  場:ギャラリー風(福岡市中央区天神2丁目8-136)・山本文房堂画廊(中央区大名2丁目4-32)・ギャラリーSEL(天神2丁目9-207)・ひよ子ギャラリー天神(天神2丁目10-15)

開催期間:令和4年12月20日(火)~12月25日(日)

4.ITTARIKITARI(行ったり来たり)

会  場:ギャラリー大手門(福岡市中央区大手門3-1-5)

開催期間:令和4年11月29日(火)~12月4日(日)

主催者から

福岡文化連盟理事長                         柴田 建哉

 第17回福岡文化連盟祭り「福岡アートビエンナーレ2022」にようこそいらっしゃいました。本展は福岡文化連盟が隔年で開催する総合芸術祭です。2年前はコロナ禍の影響で中止を余儀なくされ、代わりに作品集「夢のもっと先へ」を発行しましたので、実質4年ぶりの開催です。

 今回からメーン会場を天神のアクロス福岡から、リニューアルした大濠公園の福岡市美術館に移しました。企画の内容も全面的に見直し、名称を従来の「天神アートビエンナーレ」から改め、再スタートを切りました。

 福岡文化連盟は「福岡を文化都市に」を旗印に1965年に誕生して以来、半世紀以上、福岡の文化活動をけん引してきた文化人の集団です。会員数は現在約370人。美術はもとより文芸、音楽、演劇、伝統芸能など10の部会があり、会員の皆さんは各分野の最前線で活躍しています。同時に、さまざまなジャンルの会員が「同居」していることから、コラボレーションが盛んなことが大きな特徴になっています。

 今回の福岡アートビエンナーレも単なる美術展ではありません。絵画や彫刻、工芸、書、写真、華道などの会員が出品する福岡文化連盟会員展を「本展」と位置づけていますが、そのほか、文芸の会員も加わった「北原白秋へのオマージュ」展や関連イベント、会員の書家や工芸作家、和菓子職人が協力する茶席や香席まであります。多彩な中身はとうてい福岡市美術館だけには収まりきらず、お隣の大濠公園日本庭園や市内外のギャラリーも会場とし、それらを有機的に結ぶことで、総合芸術祭の体裁をとっています。

 「瀬戸内国際芸術祭」(岡山県、香川県)「越後妻有 大地の芸術祭 2022」(新潟県)「あいち2022」(愛知県)―今年も各地で大がかりな芸術祭が開催されました。比べてみれば、われわれのビエンナーレはとてもささやかで、地域限定の催しです。

 しかし、現代美術から伝統工芸まで同時に楽しめ、文芸とのコラボまである催しはそうはありません。多士済々な才能を擁する福岡文化連盟ならではと自負しております。ユニークな「お祭り」をぜひご堪能ください。

未来へつなぐアート

 「福岡アートビエンナーレ2022」のプレリュード企画として「未来へつなぐアート展」を開催いたします。ジャンルも世代も超えた16名の作家たちによる洋画・日本画・版画・写真・CG・水墨画など、多様性を重視した作品展です。今を真剣に生きる16人の様々なイマージネーションに、現在(いま)を超えて未来へ繋げていく可能性を探りたいと思います。Art gallery M・南ケ丘は市近郊の住宅街にあります。日常生活の中で気軽にアートを楽しんでいただきたいと思います。入場無料。

会期: 11月16日(水)~20日(日)
時間: 11:00~17:00 最終日は16:00まで
会場: Art gallery M・南ケ丘
住所: 816-0963 大野城市南ヶ丘3丁目3−5 電話 092-558-2654
責任者:光行洋子
井上雅彦*、宇田川宣人、内田るり、奥勝浩、川野正、橘野栄二、田篭由美子*、武田義明、中原成子*、中原未央、古本元治、松永楠生、松永瑠美、光行洋子、峰松由布子、姚明
(五十音順、敬称略、*は会員外)

○🍓「富貴」南ヶ丘店さん おとなり
○🍣「はま寿司」大野城店さん お向い
○🚗駐車場あります(4台) 
○🚌バス: 西鉄下大利駅から21番(平野ハイツ・月の浦営業所方面行)
      22番(西鉄二日市駅方面行) いずれも「南ヶ丘四ツ角」下車1・2分
○🚙タクシー: 西鉄下大利駅、JR大野城駅西口から、いずれも10分程度