会員活動情報

2025/9/7
第22回筑紫歌壇賞に東京の加古陽さん/太宰府市で贈賞式と記念シンポ

60歳以上の歌人による第1歌集を対象にした「第22回筑紫歌壇賞」(主催・公益財団法人隈科学技術・文化振興会、共催・本阿弥書店)に、加古陽さん=東京都=の「夜明けのニュースデスク」(ながらみ書房刊)が選ばれた。9月7日、福岡県太宰府市の太宰府館で贈賞式が行われた。選考委員は伊藤一彦(九州文化協会・評議員、若山牧水記念文化館・館長)、小島ゆかり、桜川冴子(第七部会・短歌)の3氏。
加古さんは1962年生まれの新聞記者。国内外の政治情勢や戦争への記者としての厳しい眼差しと、人間の内面を掘り下げたぬくもりある眼差しが交錯する、理性と感性に訴えかける歌が高く評価された。選考委員らをパネラーにした「数字のある歌」と題した記念シンポジウムもあり、多くの歌人や短歌ファンが耳を傾けた。

#福岡文化連盟
#九州文化協会
#分野を超えた文化のコラボレーション

2025/9/3
「福岡アート&デザインの開拓者 小池新二展」が3日、福岡市天神・新天町の「ギャラリー風」で始まった。福岡市美術館の開設など福岡の文化的基盤づくりに尽力した小池新二氏(1901~1981)の功績を紹介する内容で、第六部会の武田義明理事が企画した。小池氏は東京生まれ。東京帝大で建築美学を学び、ヨーロッパで勃興した「アーツ&クラフツ」や「バウハウス」など革新的デザイン運動に大きな影響を受けた。「総ての「造形」は「生活」から出発する」(著書「汎美計画」より)との信念から、合理性と審美性を両立させた現代日本のモダンデザインを提唱した。会場では小池氏の思想や活動の軌跡をたどる資料を多数展示。特に福岡文化連盟の前身「九州文化推進協議会」が提言した九州芸術工科大学(初代学長)と福岡市美術館設立への深い関わりや、いち早くアジア美術に注目しやがて福岡アジア美術館設立につながる文化芸術への先見性が詳しく紹介されているのが印象的だ。会期は9月14日まで。入場無料。

2025/7/30
第七部会 短歌 桜川 冴子 さんが、J:COM福岡のYouTubeチャンネル『福岡大人女子レッスン』に出演されました。
どうぞご覧ください。
31音に想いを込めて♩|SNSでも話題!?誰でも気軽に”短歌”の世界
https://youtu.be/HMdbZrUh2Do?si=l7O2xs8HoEicZl2K

2025/1/24
青年部の2人が、ラジオにてコラボレーションされました。
能楽師 今村嘉太郎さん(青年部)がパーソナリティをつとめる番組に、芦屋釜の工芸家 樋口陽介さん(第六部会 ) が出演されました。
どうぞご覧ください。
https://www.youtube.com/live/FSnfTopGkQI?feature=shared